Accessibility
Guidelines

3.3.5 状況に応じたヘルプが利用できる

適合レベル

AAA

※各レベルについては適合レベルとはをご覧ください

概要

ユーザーの状況に応じたヘルプを、ユーザーが必要な時に利用できる。そのためにヘルプは、ユーザーがはっきりと認識できるところに示す。

一例として以下のような方法がある。

  • ウェブページ内に、ヘルプページへのリンクをいれる
  • スペルチェック機能やテキストの入力候補を表示する
  • 入力欄の前に、入力欄の内容を説明する説明文・ラベルをつける
  • 入力欄の横に、入力例を表示する
  • 要素をマウスオーバーした際に、ツールチップなどで補足説明をする
    • title属性を使うことでも代替できる

具体例

入力欄の前に適切なラベルが設定されている

悪い例

プレースホルダーのみに説明・入力例がある。これだと以下のような問題が起きやすい。

  • 入力中に読めない
  • プレースホルダーのテキストの色が薄すぎて読めない

良い例

ラベルを見ただけで、ユーザーはなにをするべきか理解できる。

一般的ではない用語に注釈がある

  • この記事はアメンバーさん限定です。というテキストと共に「アメンバーになる」というボタンが表示されている。
    Bad 一般的でない用語の説明やヘルプページへの動線がなく、ユーザーは内容や説明を確認できない。
  • この記事はアメンバーさん限定です。というテキストと共に「アメンバーになる」というボタンが表示され、その下部には「アメンバーとは?」というアメンバーという用語に対しての説明を確認することができるリンクが表示されている。
    Good あるWebサービス内でのみ使用されている一般的でない用語について、ユーザーが内容や説明を確認することができる。

テスト・チェック方法

  • 企画時
    • 機能の追加・更新時に、以下のような箇所で説明があるか。
  • ヘルプページ
    • 前提として、遷移先であるヘルプページは、ユーザー環境に依存することなく確認できることが望ましい。

参考文献